オカヤマアワード2011
昨日、2011年10月21日金曜日、
オカヤマアワード2011の表彰式が岡山武道館にて行われ、
同業者からのアンケートで選ばれた
49歳以下の各部門を制した29名の方々から
大賞1名、準大賞4名そして選考委員特別賞が選ばれました。
※以下の文章は、オカヤマアワード2011資料から抜粋
大賞
(株)イールド インテリア プロダクツ 代表取締役・渋谷 竜司さん 35歳
(部門賞 建築・インテリアプロダクツ部門賞 受賞)
昨年の商業建築部門受賞者。
同社は岡山県内のカフェや美容院など、若者に人気のスポットの店舗デザイン、
インテリアデザインの他、リノベーションも多く手がけています。
また、直営の販売店を岡山市内に2店舗構え、ソファや椅子といった
家具のほか、皮を使った雑貨など、自社オリジナルのプロダクトを数多く制作・販売。
木や皮、ファブリックの素材感を大切にしたノスタルジックでありながらもモダン。
独特な風合いが人気を集めています。
トータルで空間をプロデュースするイールドが今年は大賞に選ばれました。
準大賞
美東(有) 代表取締役 新谷 順一さん 43歳
(部門賞 アパレル製造加工開発部門賞 受賞)
国内はもとより、海外の有名アパレルブランドの
加工出荷をジーンズ中心に数多く行う美東。
技術力の高さと、加工に対する探求心が評価されました。
次のニーズや新たな技術のヒントを得ると、それをすぐさま加工技術に完成して
市場へ紹介していくスピード感と、
他社にはない独自の加工技術が同社の飛躍の理由にもなっています。
また、地元協議会が商店街の空き店舗誘致として行っている
「児島ジーンズストリート」に店舗出店し、
デニムを用いたオリジナルのお土産の販売を通じて
児島の活性化と、観光客誘致にも貢献されています。
準大賞
海上タクシー 第八白兎 山河 秀一さん 36歳
(特別賞 ドライバー賞 受賞)
島で暮らす人たちにとってはライフラインのひとつである海上タクシー。
定期船とは違い、急病人などの緊急時には24時間体制で送迎をします。
その業者のひとつが廃業すると聞き、家族の反対を説得し、
勤めていた笠岡市内の中学校での非常勤講師を退職し、
2011年1月に中古の22人乗り小型船を購入し海上タクシーを起業。
生まれ故郷である飛島(ひしま)の進む少子高齢化と、
過疎化が深刻化する中で、海上タクシーを起点に、今後は島の魅力を伝えていくために
島内での民宿や飲食店の経営もお考えとのことです。
地元を思う気持ちとその行動力から準大賞に選ばれました。
準大賞
新見業業協同組合 養殖責任者・技師 福本 信行さん 27歳
(特別賞 地産品生産者賞 受賞)
新見業業協同組合が2000年から取り組み始めた、チョウザメの養殖。
養殖に成功し、高級食材であるチョウザメをレストラン等に出荷する中、
次は世界三大珍味のひとつ「キャビア」の試作に着手。
今年2月には東京の伊勢丹で「新見産フレッシュキャビア」として販売され、
瞬く間に完売するなど、岡山の新たな地産品として注目を集めました。
福本さんは6年前からこの事業に関わり、現在は養殖技師、そして責任者として
チョウザメの養殖全般を管理されてらっしゃいます。
若者が生まれ育った地域で、地域のために力を注ぐ姿から準大賞に選ばれました。
準大賞
(株)B to B ホールディングス 代表取締役 縣 将貴さん 35歳
(特別賞 起業賞 受賞)
2006年8月に現在の株式会社B to B ホールディングスを設立。
岡山本社と東京営業所の他、西日本を中心としたエリアに営業拠点を配置し、
法人を対象にOA機器や携帯電話、インターネット関連の通信機器の販売を軸に事業を展開。
また、iPhone や iPad など、話題の IT 商材を絡めたビジネス戦略を行っていることも特徴です。
その営業力はもとより、既存のアプリケーションや web サービスを駆使して
クライアントのシステム開発やアドバイスを安価に継続的に行う点も
同社の飛躍の要因と