先日このブログでもご紹介させていただいた
クエルボ・イ・ソブリノスのトミヤ限定の
サンプル品が入荷いたしました!
着けてみるとこんな感じです。
今回のベースモデルは、人気の「プロミネンテ」。
長方形のケースが特徴的な、クエルボを代表するモデルです。
手首にぴったりぐらいの少し大きめサイズですが、
それもそのはず。
名前の由来になっているプロミネンテとは葉巻の名前。
葉巻の種類はざっと上の写真の数ほどあるそうですが、
プロミネンテは一番左のビッグサイズ!
プロミネンテは昔の言い方らしく、いまではダブルコロナ、と呼ばれているそうです。
僕は葉巻を吸わないのでわからないのですが、
このプロミネンテ、
火を付けて吸い終わるまで、なんと、、、、2時間もかかるそうです!
ゆったりとお酒を飲みながら、2時間、プロミネンテを吸いながら過ごす時間。
なんとも優雅で贅沢な時間を想像してしまいます。。。
そんな優雅でゆったりとした時間を過ごすときに
着けて欲しい時計が、今回の限定ウォッチです。
独特の中米文化のキューバをブランドのオリジナルに持つ
クエルボ・イ・ソブリノス。
カリブ海に浮かぶ島、キューバの首都はハバナ。
写真の3番が首都のハバナ。
通貨はキューバ・ペソ。
キューバ島の面積は110,860㎢で日本の本州の約半分の広さ。
人口は約1120万人。
東京が約1300万人ですので、本州の半分に東京の人口と言うことになりますので
日本に比べると人口密度はかなり低いと言うことになります。
大航海時代にスペイン人によって発見されたキューバは
スペイン領に。
その後、独立をしたいと願いつつも、やがてアメリカに支配されてしまいますが
そのおかげで経済は発展。
今でもメインの産業のひとつである砂糖の生産などで国力が高まります。
そして黄金の1930~1940年代を迎えます。
クエルボが全盛を誇ったのがまさにこのとき。
クエルボ・イ・ソブリノスは(創業者の)クエルボとその甥たち、
と言う意味で、
もともとはキューバで栄えた時計宝石店だったそうです。
このころ、アメリカの禁酒法を嫌った富裕層が逃避する
リゾート地としてキューバは人気を博し、クエルボも宝石店として成功。
あのパテック・フィリップやロレックスとダブルネームの
時計も作られたりしたそうです。
が、有名なチェ・ゲバラをリーダーの一人として
キューバ革命が起こり、社会主義国家となったキューバで
クエルボは休眠状態に陥ります。
そして休眠から数十年たった2001年に
かつてクエルボの店舗があった場所に残っていた古い金庫から発見された
時計のムーブメントと設計図。
これを元にクエルボ・イ・ソブリノスが長い眠りから復活を遂げることになります。
そして、今回のプロミネンテの限定商品。
黄金の1930年~1940年代の
あとのゆったりとした時が流れ、自由で優雅な時を過ごせた
キューバの雰囲気を閉じ込めたい、
という思いが詰まった商品となっています。
ヨーロッパのブランドではほとんど用いられることがない
優しいクリーム色の文字盤に、まさにクエルボらしいタバコカラーのインデックス。
そしてさりげなく中央から控えめに施されたギヨシェ模様。
日付表示も一工夫されたユニークな形の窓となっています。
サファイアガラスは両面無反射コーティング。
ケースは特徴的な2段構造。
溶接ではなく、切削で形成されているので非常に手間のかかっているケースです。
実際に腕に当てると絶妙に腕にフィットします。
ムーブメントは世界で最も定評のあるムーブメント
ETA2892-A2をチューンナップ。
改良された、ロゴ入りのローター、
そして地板には美しいペルラージュ仕上げが施されています。
そして、革ベルトを傷めず使える
Dバックルが標準装備されている点も
嬉しいポイント☆
3気圧防水なので、日常生活で使っていただく分には
まったく問題有りません。
ただいま店頭にサンプル品が入荷しています。
現品も9月には入荷予定ですので、是非この実物をご覧くださいませ☆
クエルボ・イ・ソブリノス
プロミネンテ
タバコカラー
世界限定5本
税込367,500円
取扱店舗 クロノファクトリー トミヤ
電話番号 086-223-1038