続いて訪れたのが
先ほどのフルキガーのちかくにある
パテックフィリップ・ラショードフォン工場。
ここには残念ながらスケジュールの事情で
中には入れませんでした。
パテックフィリップもこの場所に新たに工場を建てました。
外観から新たに手がけた、珍しい工場と言えます。
この建物には実は3社が別々に入っているそうで
1,ケースやブレスレットを作る工場
2,磨きをする工場
3,ダイヤセッティングをする工場
で、それぞれ入り口も分かれているそうです。
ものを運搬するためのエレベーターと倉庫は1つで
3つの工場で共有しているそうです。
こちらも、周りの風景はこんな感じです。
このラショードフォンはジュネーブから車で2時間ぐらいの場所にあるのですが
プラレンワッツ本社の周りに
せっかくだったらこういう工場をつくった方が効率がいいのでは、、、
という質問をぶつけたところ、
やはり長いスイス時計づくりの歴史で、時計職人(ケース職人やダイヤセット職人など)が
この土地に根ざしていて、
ジュネーブのようなうるさい町中には住みたくないし、働きたくない、
と思っているそうです。
なので、そういう人たちが集まっているこの地に
あらゆるメーカーが工場を建てていってるそうです。
日本では考えられませんが、おもしろい話だなぁと思いました。
片道2時間かけて通っている首都圏の方とかいらっしゃいますよね~
写真の左側に見えるのも別の会社の工場です。
ここからはカルティエの工場も近いですし、
タグホイヤーやブライトリングの工場もこの辺です。
全ての建物が同じ向きにつくられているのは
直射日光じゃない自然光を一番窓から取り入れられる方向で
つくられているからだそうです。
車の向こうに見えるのはジャケドローの工場。
そしてこの通りの名前をよく見ると
「トゥールビヨン通り」!
さすがです。。。
ちなみに僕らが乗っていたバスの
ナンバープレート。
左にスイスの国旗と右にジュネーブ市の紋章。
ジュネーブシールのまんまです!(あたりまえですが。。)
カッコイイマークですよね、いつ見ても。