パテック研修報告 その1

昨日帰国しました!
今回はパテックフィリップの研修ということで
ジュネーブを中心に工場見学や
スターン社長とのお話をしてきました。
研修の内容は
・ジュネーブ本店の見学
・プラレンワッツ本社工場の見学
・ペルリー工場の見学
・ラショードフォン工場の見学
・サンティミエのフルキガー工場の見学
・パテックフィリップミュージアムの見学
と内容てんこ盛りでした。
まずはパテックフィリップ本店。

ジュネーブ市内の中心部にある繁華街、
そのメインストリートにパテック本店があります。
隣はエルメスなど高級ブランド店がずらり。

なぜか、和風な扇のディスプレイ!

この扇子欲しぃ~

っておもいましたけど
当然もらえません。。
ちなみに商品ではなくディスプレイです。

さりげに真ん中にお宝モデルが!
この本店では、ほぼ全てのラインナップが揃っていて
カタログでしか見たことがないものの現物を見ることが出来ます。
ただ、人気商品の在庫がないのは同じで、
サンプル商品として展示しているということになります。
残念ながら、店内は撮影禁止だったのですが、
本当にキレイなすばらしい本店でした。
元々ティファニーのお店だったそうですが
パテックが買い取って、しばらくは工房兼店舗として使用していたそうです。
当初は全ての時計がこの場所で作られていたそうです。
1920年代になって、この建物以外でも時計が作られるようになって
だんだんとこの場所は店舗機能に集中していったそうです。

この建物の6階はこのようなサロンに!!(ここは撮影OKでした)
すばらしいです☆

窓からはレマン湖の噴水が見える
すばらしい眺望。
現会長のフィリップスターンさんは
45年間仕事をした、思い入れのあるこの場所と景色を
非常に大事にしていたそうで
この店舗の改修の際は、奥様と2人で
こだわりにこだわりぬいてデザインを考えたそうです。

有名な世界一複雑な時計といわれるキャリバー89を組み立てた時計師の
ビュクランさんも、ここが工房だったときには働かれていたと言うことで
まさに、伝説の場所と言えると思います。